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ぎぜん

2010/02/28(Sun) 21:37
36300027.jpg

コンビニのバイト先に、毎日来る20代くらいの男性がいます。
たぶん、知的障害のある方で、ジュースを1本買うのにも、なかなか手間取ったりしています。
125円のジュースだけれど、40円しか持ってない。でも、レジで買えないことを告げられるまで、買えないことが理解できない。500円持ってたら、その分でどれくらい買えるのかわからない。だから、ジュースを買って、お釣りをもらったら、そのおつりでチョコを買って、まだお釣りが出たら、今度はガムを持ってレジに並ぶ。
そんな感じで、アルバイトの子達は気持ち悪がったり、くすくす笑ったり。
かくいう私は、まあ、お客様だし危害を加えられるわけでもないし、と淡々とレジをしていました。

最近のことです。
わたしのレジに、その彼が並びました。500mlのペットのお茶を一本購入。
そのとき、彼は、お財布の中の小銭をぜんぶレジに開けました。だから、目の前で数えて、なるべくお財布が重くならないように細かいのからいただいて、残りを返したら、お財布に入れるのに手間取っていたから、手伝って入れてあげました。
そしたら、何か言おうとしてるの。でも、舌が口のなかで丸まって「ふおぅ、ぉ、ぉ、ふおぅ」コトバにならないのです。ちゃんと聞いてあげたくて、「はい?ん?」注意深く聞いていたら、「ふ・く・ろ」と言いたいのだろうということが、理解できました。「あ、袋!袋にいれますか?」コクコクっと頷きました。
そして、嬉しそうに帰っていったの。
あたしは、なんだか泣きたいような気持ちになりました。本当に泣きそうだった。
彼は、病気なんだと思った。だから、笑ったりしちゃいけないし、気持ち悪いなんて思っちゃいけないんだって。
だから、それを他のバイトのコにも伝えました。
持ちたくて持った障害じゃないんだから、優しく、ちゃんと他のお客様と同じように接してあげようよって。

彼は、その日を境に(わたしにはそう思えました)、頻繁にお店に来るようになりました。
一日に何度も。
早いときは朝6:00から。何度も何度もきて、お茶を買ったり、お菓子を買ったり、雑誌をかったり。
そのたび、「袋に入れてください」「そのままでいいです」というのを、自分なりに伝えて、注意深く聞くと理解できるから、そのとおりにしてあげて。

ところが、です。

「だんだんエスカレートしてきたよ」とバイトの子に言われて
え?って聞いたら・・

女のお客様に話しかけ始めたり、わたしたちが「ありがとうございます」って言うと、一緒にレジの横で「ありがとうございます」(コトバになっていない)というようになったり、
お客様たちが、気味悪がってるっていうことで。
で、バイトあがりの子がレジでお茶を買ってたら、肩をポンって叩いて走って逃げたりしたらしく
そのバイトの子は気持ち悪がって大騒ぎだった・・・

「ごめんね。」
みんなにあやまりました。
「そうだよー。やっぱり気持ち悪いから、ムリ!!」

今の気持ちを、コトバにすることが出来ません。

ただ、自分が情けない。

ちゃんとその病気を理解もせずに、ただ自分の感情だけで接しました。
それは、やっぱり偽善なんだろうと思う。

切なくて、かなしい気持ちです。

バイトのこたちにもだけど・・

彼にも、「ごめんなさい」と謝りたい気持ち。



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日々徒然 コメント:5 トラックバック:0
コメント:
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お久しぶりです♪
いろんな出会いといろんなご苦労があったようですね!
また一皮剥けて、ますます逞しいプロになられたようで、
私には眩しく感じられます。
拝読しましたが、しゃらりさんは「ごめんなさい」とのお気持ですが・・・
謝るのは「みんな」と「彼」とありますが、
自分に謝ったら、しゃらりさんの彼への思いは「偽善」だったことになります。
しゃらりさんの気持ちは決して「偽善」だったとは思いません!
彼への思いや接し方で、彼に自我を目覚めさせてあげたと思いませんか?
今まで話し相手もなく、心を閉ざしていた彼、子供が少し大人になっただけだと思います。
ここでしゃらりさんが今まで差しのべていた手を「ごめんなさい」でひっこめたら、それは「偽善」でしょうね。
自分への「ごめんなさい」ではなくて、彼への「ごめんなさい」であるなら、しゃらりさんは彼にもっと接して、良いこと悪い事まで教えてあげなくてはいけないような気がします。
酷な言い方ですが、一旦口から出た言葉や行動には責任があります。
「偽善」だったなんていう前に、ちょっと大人のやんちゃ坊主を導いてあげることが大切だと思います。
しゃらりさんに、そんな簡単に「偽善」だったなんて言ってほしくない気持でいっぱいです。
是非、自分自身を納得させてください。陰ながら応援してますよ♪

長いご無沙汰から復活したら、こっそりなんて来ないでコメント下さいね♪
by: makira * 2010/03/01 02:09 * URL [ 編集] | page top↑
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なんだろう。その人にとって心が揺さぶられる事がしゃらりさんの行為なわけで、しゃらりさん自信も心揺さぶられての行為なわけで。
結果はおいといて、その時、その瞬間の心の躍動は大切な財産です。他のスタッフへの事を考えると残念な結果だったけど、ふたを開けないとわからない事も事実で。
奥平は偽善とは計算高く、うそと解っててやさしく親切にしたりする事。と、思っています。
by: 奥平 * 2010/03/01 22:02 * URL [ 編集] | page top↑
--コトバがきっと足りなくて--

わたしは、わたしを美化して書いているかもしれません。
ちゃんと自分の気持ちがカタチになっていないのに、やるせない気持ちを残したくて書いたことだから、たぶん、ちゃんと書けていないし、結局すごく、自分を甘やかして書いている気もします。

マキラさんのおっしゃることは正論だし、そうできたら理想なのも分かります。けれど、わたしは専門家ではないし、どういうふうに接したらいいのかも分からない、そのために勉強しようという気もない。コンビニに来ている数分だけ彼に関わっているだけ。お店に迷惑がかかるようなら、「警察」を呼ぶように店長に言われました。それに正直「こわい」という気持ちが芽生えている。結局、わたしは、それだけの人間なのです。

たとえば、いつも来るおばあさんが手押し車でやっとのことでお買い物していれば、手押し車のなかに荷物を入れてあげて、店先まで送ってあげます。
けれど、彼の問題はそういうレベルの問題ではなかったのです。
心が動いても、わたしは、必要以上の親切はしてはいけなかったのです。ただの同情で。
笑う必要も気持ち悪がる必要も全くないけれど、それはやっぱり、許されないと思うけれど、同情する必要もなかったのです。
わたしは、彼の人生に関わることが出来ないのだから。

せっかく一緒に沢山考えていただいたのに。

こんなお返事しか出来なくてごめんなさい。

いまの心境でしかなく、もっと時間がたてば、
マキラさんのお言葉も、奥平さんの気持ちも、きっと
すーっと入ってくるのだろうと思います。
たぶん、わたしは今頑なになっている。

ただ、お二人の優しいお気持ちは、
すごくすごく、ちゃんと伝わっています。

こんなヤツなのに、本当にありがとうございます。


by: しゃらり * 2010/03/01 22:49 * URL [ 編集] | page top↑
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しゃらりさん、こんにちは!
私もすっかりご無沙汰をしてしまいました。
ご活躍されている様子、とっても嬉しくブログを拝見しています^^

知的に障がいのある方。
彼らと接する仕事を数年前までしていました。
そしてまた、1週間のうち数日、関わらせていただいています。

彼はとても純粋なのですね。
真っ直ぐすぎるくらい。
しゃらりさんに理解をしてもらえたこと、嬉しかったのだと思います。
私たちが想像する以上に、ずっとずっと!!

私が接している利用者さんたち。
その真っ直ぐさに何度もドキドキさせられます。

施設とかではなく、自分の育った地域で生活をしてゆくこと。
そうであって欲しいけれど...実際に乗り越えなければならない部分はたくさん。。

理解って難しい。
理解されるのも、理解するのも。

しゃらりさんの対応はとても自然。
悲観なさらないでください。
と書きつつ...私もまだまだ、それぞれの方との接し方に悩んでおります~~^^;
by: かわず * 2010/03/04 10:47 * URL [ 編集] | page top↑
--かわずさん--

そっかー
なんでしょうね、かわずさんとは、いつもなんだか
思いやいろいろがかぶって、共感していただいているような気がして
不思議な気持ちになります。

純粋なんですよね。
うん。

わたしが間違っていたなあって思うのは
彼に対して自然に接することを、大げさなことのように考えたことだと、今思っています。
気持ち悪いって思うのは違う。
それと同様に可哀相って思うのも違うんですよね。
もしかそれで、彼が暴走してしまったら、やっぱりどこかに連絡しなければいけない。でも、それは、肺炎で倒れて救急車を呼ぶのと、きっと変わらないことのだと、思うようになりました。

私たちが、どんな人生でも自分の人生を受け入れていくように
彼は彼で、自分の人生を受け入れていくんですよね。
誰でも、自分の人生のなかでは主人公で
それは、障害があるとかないとかには関係なくて。

・・・うーんw
とりとめなくなってきたなw

とにかく、ありがとう^^
あたしは、いつまでも青臭いです。
それを、時々、実感させられますw
by: しゃらり * 2010/04/04 13:03 * URL [ 編集] | page top↑
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